興信所の歴史

興信所の歴史と文化

悪には悪を

日本における興信所の歴史を語る上で、まずは世界の探偵、興信所の歴史をすこし紹介しましょう。
探偵業の始まりは19世紀のヨーロッパのパリといわれています。
そしてその目的としては犯罪者を見付け捕まえる、警察の業務に近いものでした。この時代に探偵が生まれたのにも理由があり、19世紀中期から後期に掛けてパリは産業革命後の経済が発展し、良くも悪くも多くの人が豊かになっていった時代でもあります。豊かになるということは、それにあわせて人が増え、犯罪も増えるということです。
そのため民間で犯罪者の口利きとして活動する探偵が登場したといわれています。探偵の始まりは犯罪者に近い存在だったことが伺えます。

 

そして日本では明治初期、こちらも江戸時代が終わりを告げ、経済が西洋の技術を取り入れることで急速に発展する時期に探偵が生まれています。
もともと、日本では江戸時代に岡っ引きとよばれる口利き屋が存在しており、彼らが日本での探偵の最初ではないかといわれていますが、実際に探偵、興信所の名前が出てくるのは明治時代以降になるのです。

 

探偵の歴史を見てみると、犯罪者に近く悪を悪で裁くというダークヒーロー的な存在だったと私は感じています。
しかし、現代の探偵、興信所では法の整備も行われて法治国家での業務ないようなのでダークヒーローとしてではなく、相談所としての役割が大きくなってきているのではないかと思います。

現代の探偵とは

現代の探偵、いわゆる興信所や探偵事務所がおこなっている業務にはどんなものがあるのか、探偵という職業の特性から知らない人も追いと思います。

 

探偵業、ときには調査業と呼ばれるこの業務には以下のものがあります。

 

・浮気調査
・素行、行動調査
・信用調査
・情報調査
・行方調査

 

以上の項目が主な探偵業の調査業務になります。いま挙げた項目は基本的な業務であって、探偵業の全ての業務内容ということではありません。
順に説明をしていくと、浮気調査では、恋人または夫婦の浮気や不倫といった不貞行為の実態を調べるための調査で、依頼人は恋人や夫婦、そして友人や同僚と色々です。

 

素行、行動調査とは、探偵事務所や興信所によって取り扱いが若干違ってきますが、調査対象者である人物の日頃の行動や、生活態度に性格など個人の人柄を調べるものになります。依頼人は家族や友人または結婚前の女性の両親が相手の男性を調べてもらうといった場合に利用される調査です。

 

信用調査とは、主に企業の経営状況や取引先となる企業の与信調査が主な業務です。調査を依頼するのも企業からの場合がほとんどです。また、この信用調査では、企業内の不正行為を調査することもあります。

 

情報調査とは近年進んできたIT化などデジタル情報に関するセキュリティ関連の調査や、企業内または個人の情報が流出していないか、または不正に利用されていないかを調べる調査です。

 

行方調査では、家出した家人や行方がわからなくなった友人を探すといった調査です。

 

これらの基本的な調査業務が現代の探偵業者がおこなっている業務です。


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